・他人からつまらない人間だと思われている気がする
そんな風に悩んでいる人に対して、「つまらない人間」と思われがちな人が持つ特徴のチェック(診断)機能を作ってみました。
それぞれの項目が「なぜ、つまらないと思われるのか?」ということや、改善するためのヒントについてもまとめてあります。
また、僕が今までに何千人もの相談に乗ってきた中で感じたんですが、周りからはそう思われていないにも関わらず、「自分はつまらない人間だ」と思い込んでいる人は結構多いです。
そういう「自称」つまらない人にありがちな要因についても説明していますので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
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目次
つまらない人間診断
それでは、さっそく診断をやってみましょう。
直感的に当てはまるものをチェックして、最後に「診断」ボタンを押して下さい。
それぞれの項目の[解説]という部分をクリックまたはタップすると、診断機能の下にある解説に移動することができます。(「診断に戻る」をクリック又はタップすると「つまらない人間診断」)のそれぞれの質問部分に戻ります。
なお、この機能はあくまでも「自己診断」ですから、必ずしも他人から見えている君の人物像と一致するとは限りません。
該当する項目が多くてもガッカリしないで、まずは結果を冷静に分析していきましょう。
「つまらない人間診断」各項目についての解説
それでは、「つまらない人間診断」の各項目の解説と、基本的な改善法について解説していきます。
人の話を聞くことが苦手である
人は自分の話を聞いてくれない人には、あまり興味を持ちません。
特に人の話を聞かずに自分の事ばかり話している人は、「つまらない人間」と思われる人の典型的な行動パターンです。
これを改善するためには、できるだけ相手の話を聞くように努力することも大事ですが、そういう「心がけ」だけでは限界があるでしょう。
なので、自然に人の話を聞けるようになるためには、自分なりの目標や、興味のある分野を見つけるようにしてみてください。
目指したいことや学びたいことがあると、そのことに関連する話には自然と興味を持って耳を傾けられるようになります。
否定的な考え方をすることが多い
「そんな事はうまくいくわけない」「無理に決まってる」というように、ネガティブな発言をよくする人は「つまらない人間」の印象を与えます。
このタイプの行動パターンをとる人は、自分自身の限られた経験だけから何か判断しようとしてしまうことが多いので、まずは本などで色々な情報に触れたり、自分自身の経験値を増やしてみましょう。
夢や目標がない
夢や目標が無いこと自体は「欠点」とは言えませんが、目指しているものがないと、他人と話題や価値観を共有しにくい分だけ、つまらない人間と思われやすいのは確かです。
この場合は「とりあえず」でもいいので、何かに興味を持ってそれに取り組むことが大切です。
興味の対象がよくわからないという場合、まずはそれを見つけることを目標にしてみましょう。
好きなこと、面白いと思えることがない
これも人格の欠点そのものではありませんが、「夢や目標がない」と同じように、他人との関係をつくる材料が少なくなってしまいます。
実際に何を好きになれるか、面白いと感じられるかはやってみなければ分かりようがないので、まずは少しずつ経験値を増やすことから始めてみましょう。
新しいことをするのが苦手
やったことが無いことはやりたがらないというタイプの人や、いつも腰が重くて、他人から誘われても滅多に応じないというのも、つまらない人間と思われがちな人の典型です。
これは、自分に対しての自信のなさや、コンプレックスが行動力低下の原因になっていることが多いと思います。
行動力というのは、筋力と同じで鍛えていくことができるものなので、負担の少ないことから少しずつ行動に移せるように練習していきましょう。
自分の意見が言えないことが多い
自分の意見を言うことを避け、いつも周りの意見に合わせている人は、「何を考えているのか分からない」と言われたり「一緒にいてもつまらない」人間だと思われがちです
これも基本的には自信が無いために「自分が何かを言うよりも、他人に合わせておいたほうがいい」という思考から来ていることが多いです。
自信が何もないところからは生まれてくることはないので、まずは小さな行動を積み重ねるようにしてみましょう。
自分に自信がないと感じている
自信が無くておどおどしている人は、そのストレスが他人にも伝染するので、「一緒にいてもつまらない」と思われてしまいます。
これは他の項目にも言えることですが、自分に自信が無いと、あらゆる面で行動が消極的になるのは当然です。
まずは限られた分野や技能でもいいので、少しでも得意だと思えること、自信を持てることを増やしていきましょう。
人を好きになれない
他人に興味が持てなかったり、好きになれないという人は、どうしても人と深く関わることができません。
結果として人間関係が薄くなり、存在感や興味を感じられなくなっていくわけです。
そして、人を好きになれない人というのは、どちらかというと自己評価が低く、自分と他人を比べてしまうことが多い傾向にあります。
つまり、相手に対して興味を持つより前に、不安や劣等感が先に出てきてしまうということです。
直接その状態を変えるのは難しいので、まずは自分自身のことに集中する時間を増やすようにしてみてください。
人の気持ちが理解できない
人の気持が理解できないと、どうしても他人に「冷たい人」「思いやりがない人」「気が利かない人」という印象を与えてしまいます。
この場合は他人に対しての振る舞いを変えるより先に、自分と向き合って自分自身の気持ちを分かろうとすることから始めてみましょう。
人は他人の気持ちを「自分だったらどう感じるか」という置き換えや、過去の経験から推し量ろうとするので、自分の気持をちゃんと把握できる人は、他人の気持ちにも敏感になれることが多いです。
ただし「他人の表情やしぐさから気持ちを感じ取るのが苦手」という人の中には、先天的に障害を持っている人もいるので、この性質が極端に強いという場合は専門家に相談してみたほうがいいかも知れません。
他人の目を必要以上に気にしてしまう
「こんなことをしたら嫌われるんじゃないか」「バカにされるんじゃないか」ということを気にしすぎる人は、恐怖感によって行動が制限されるので、どうしても周りの人との人間関係がうまくいかなくなります。
これも根本的には劣等感から起こる問題なので、まずは自分に自信を持てるような、小さな行動を積み重ねることから始めてみてください。
逆に行動ではなく、気持ちの上で「他人と自分を比べないようにしよう」と思っても、うまくいく事はほとんどありません。
「つまらない人間診断」の結果分析
診断項目は全部で10個あり「つまらない人間度」の最低値は0、最高値は100となっています。
「つまらない人間かどうか」について明確な境界線はありませんが、基本的には数値が大きいほど改善が必要ということです。
ただし、何よりも意識しておいてほしいのは、このページにある「つまらない人間診断」はあくまでも自己診断だということです。
「つまらない人間」には
- 自分自信をつまらないと思っているだけの人
- つまらない人間だと思われていて本人が自覚している人
- 本人は自覚していないが、つまらない人間だと思われている人
という3つのタイプの人がいて、この診断で大きな数字が出る人は、このうちの1か2に該当します
1ならそもそも本人の思い込みということになりますし、2なら本人に自覚がある以上、時間はかかっても必ず改善することができます。
3に該当する人は自分自身のことを「面白い人間」だと思いこんでいるので、そもそもこの文章を読んでいません(笑)。
こんな理由で「自分はつまらない」なんて思ってませんか?
もう一つ知っておいてほしいのが、実際にはそうでないにも関わらず、自分自身をつまらない人間だと決めつけがちな人たちにありがちな特徴です。
これらは根本的な問題ではなく、単にその人の個性や一時的な状態を表しているに過ぎないので、あまり深刻に考えないようにしましょう。
人見知り・他人との会話が苦手
誤解している人が多いようですが、人見知りだったり会話が苦手だからといって「つまらない人間」ということにはなりません。
多くの人に影響を与えるような「インフルエンサー」と呼ばれる人たちの中にも人見知りや他人との会話が苦手という人は多いです。
そういう人は、無理に他人と話そうとするよりも、文字でのコミュニケーション能力や情報発信能力などを武器にした方が、人と関わる上でのストレスが減らせると思います。
趣味がない
これについては「趣味がない人はつまらない、なんて本気で思ってるの?」にも書きましたが、特定の趣味を持っていないこと自体には何の問題もありません。
趣味が無い人がつまらない人間だとしたら、仕事をバリバリこなして他人から尊敬されているような人も「つまらない」ということになりますが、そんな事を言う人はほとんどいないでしょう。
うまく笑えない、愛想がない
世の中には笑顔を武器にするような人もいますが、感情表現が苦手な人が無理に笑ったり、愛想よくする必要はないと思います。
相手との関係を大事にする人は、多少表情が固くても態度で分かるし、行動に勝る感情表現はないからです。
逆に表面的にだけ愛想が良くても、行動が伴わない人は薄っぺらい人間だと思われます。
周りの人達と一緒に盛り上がれない
これは「Meタイプ」の傾向が強い人が持っている特徴であって、欠点ではありません。
(Meタイプについての解説は「Meタイプ・Weタイプ診断を天職を見つける材料にしよう【1分判定】」を参考にしてください)
何に幸せを感じられるかは本当に人それぞれで、世の中には人間の本能と言われるような食事や恋愛を楽しめないという人もたくさんいます。
自分は自分、他人は他人でいいんです。
そういう人は無理に他人に合わせるよりも、自分と同じ感性を持った人とつながれば、とても強い共感が生まれるでしょう。
友人が少ない
これについても、全く問題ありません。
友人の数が多ければ「リア充感」は出るかも知れませんが、一人ひとりとの関係が浅かったら、それこそつまらない「軽薄な人」です。
人間関係については数よりも質の方が大事ですから、つきあいのある人との関係の深さのほうがずっと重要です。
長所や得意なことがない
現時点で長所や得意なことがないとしても、それは「すき焼きを作ろうと思ったけど、冷蔵庫にネギがない」というのと同じくらいの問題でしかありません。
・・・というとちょっと極端かもしれませんが、要するに、これから手に入れればいいだけの話だということです。
一部の特殊な才能を除いて、長所や得意というのは後から身に付けるものなので、今の状態を嘆くよりも、今後どうするかということを考えましょう。
何らかのコンプレックス(外見や能力など)がある
劣等感や苦手意識というのは、それ自体を無くしたり治そうとしても、なかなかうまくいきません。
逆に自分にできること、得意なことに取り組んでいると、少しずつ悩みのレベルは低くなっていくので、まずはその事に集中してみてください。
面白い人=価値を与えられる人
自分自身を「つまらない人間」だと感じないようになるということは、言い換えれば「面白い人」になるということです。
そして、面白い人というのは、突き詰めて考えれば「他人に価値を与えられる人」ということになるでしょう。
- 尊敬できる
- 困った時に助けてくれる
- 一緒にいると心地いい
- 話を真剣に聞いてくれる
こういう特徴を持った人が「つまらない人間」だと思われることはまずないからです。
少しぐらい口下手だったとしても、表情が硬かったとしても、自信がなさげだったとしても、何らかの形で人に価値を与えられればいいんです。
そのためには、興味のあること、やりたいと思ったことは、とにかくやってみることです。
現時点でそれがわからないという場合は、まず「できること」を増やすことに集中してみてください。
人は自分に自信が無かったり、劣等感が強くなると、自然と自分の気持にフタをするようになりますが、小さな自身の積み重ねがそれを解消してくれるはずです。
当サイトでは、以下のようなページで具体的な方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
「変わりたい!自分が嫌になった人が生まれ変わるための方法」
「目標がない人生は嫌だ!という人のための2つのヒント」
「将来の夢がない人がないための「展開型」思考法」
今回のまとめ
最後に、今回のまとめです。
ポイント
- 仮に周りからつまらない人間だと思われていても、自覚していれば改善可能
- 本来は問題がない性格的特徴を「つまらない人間の特徴」だと考える人も多い
- 面白い人になるためには、他人に価値を与えられるようになればいい