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好きなことを仕事にする最も手軽な方法【2019年版】

更新日:

ビーチで仕事をする男性

元底辺サラリーマン、現在は独立して好きなことを仕事にする「ライフワーカー」育成のプロジェクトに取り組んでいるROCKです。
・好きな事を仕事にする方法が知りたいです
・私の好きな事は、仕事にはならないと思います

今回はこんな風に「好きな事を仕事にする」というテーマで書いてみたいと思います。

「好きなことを仕事にすべきかどうかを知る4つの判定基準」の記事では、趣味や興味のあることを「仕事にすべきか?」それとも仕事とは切り離して「単に楽しむだけにすべきか?」ということについてまとめてきました。

それに対してこのページのテーマは、「好きな事を仕事にしたい」と思った時に「それをどうやって実現するか?」という話になります。

実際のところ、好きなことを仕事にするための方法には色々なものがありますが、やり方によってはそれなりに初期費用がかかったり、仕事として成り立つまでに長い時間がかかったりすることもあります。

その点、今回する方法であれば、初期費用がかからない上に、比較的短い期間である程度の収入を狙うことが可能になっています。

方法についてよく知らないことが原因で、好きな事を仕事にするための第一歩を踏み出せていないという人も多いと思うので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事についてご質問・ご意見がある場合は、記事の下部にあるコメント欄からご連絡ください。原則として24時間以内に回答を掲載させていただきます。

好きな事は何でも仕事になる「教育ビジネス」

本と情報

色々な分野への応用が可能で、さらに最小限の手間で好きなことを仕事にできるのは、何と言っても「教育ビジネス」だと思います。

「教育」というと、数学とか英語のような「勉強」を教えるようなイメージがあるかも知れませんが、ここでの意味は少し違います。

教師や講師のように「専門家が講義をする」というより、好きな分野の知識や経験を持っている人が、それを他の人にシェア(共有)する仕事という感じです。

言い換えれば「情報発信のビジネス」とも表現できるかも知れません。

メモ

知識をシェアするとは言っても、「シェアリングビジネス」と表現すると、カーシェアとかルームシェアを連想する人のほうが多いと思うので、ここでは好きなことを教える仕事=「教育ビジネス」として話を進めます。

教育ビジネスは、インターネットの時代になってから大きく進化した「古くて新しい」仕事の一つです。

一昔前まで、人に何かを教えることを仕事にするためには、特別な資格や経験、知識が必要なことがほとんどでした。

さらに、多くの場合は教育をする「しくみ」を持っている会社などに所属しなくてはいけませんでした。

例えば、勉強を教えるのなら学校や塾、ビジネスの方法を教えるなら、コンサルティング会社、スポーツ関係ならスポーツ教室やジムなどに所属していないと、そもそも「教える場所」を確保するのが難しかったからです。

そうなると、得られる収入は「給料」という形になるので、結局は労働者のままです。

自分で塾やスクールを開業するという手もありますが、それには多額の資金が必要になります。

個人ビジネスとして、自分の好きなことを人に教えるパーソナルコーチやインストラクターのような人もいましたが、大抵の場合は生徒を獲得するのにとても苦労していたと思います。

スクールやジムにを開業するにしても、家賃の安い田舎では人が集まらなくて商売になりませんし、逆に都会だと家賃が高くて大変です。

しかし今では、インターネットを上手に使えば、どこでも自分の好きなことを人に教えるという仕事が成り立つようになりました。

また、インターネットでは、一般的な塾やスクールなどと違って、自分のターゲットになるお客さんだけを集めることも可能です。

これによって、必ずしも高度な知識や技術を持っていなくても、誰でも好きなことを仕事にする環境が整ってきているんです。

教育ビジネスとスキルレベル

ランクと人々

「教育ビジネスなら、好きなことを仕事にできますよ。」と言うと、
「いや、自分には人に教えるほど凄い知識はないので・・・」と言う人がとても多いです。

でも、教育ビジネスにをやる上で、必ずしも特別な知識とか、高度なスキルのようなものは必要ありません。

例えば、僕は以前に「全国のお寺や神社を回るのが趣味」という人に「それを仕事にしてみたらどうですか?」と提案したことがあります。

案の定その人は、
「私なんて、休日に家族と旅行がてらに行くだけだし、大した知識があるわけでもないし、私よりお寺に詳しい人はたくさんいるので、とても無理ですよ。」
と言うわけです。

そんな風に多くの人は、単に「好き」というだけではダメで、もし仕事にするのなら、他人から「一目置かれる存在」になる必要があると考えているでしょう。

例えて言うなら「マツコの知らないお寺巡りの世界」みたいなタイトルの番組にゲストとして呼ばれるような人を想像しているんだと思います。

しかし、実際にはそんな事はありません。

人の興味や関心というのは色々なので、すべての人が高度で専門的な知識・技術を求めているわけじゃないということです。

例えば、既に何年もお寺めぐりをしている「経験者」なら、プロしか知らない珍しい場所や、専門的な知識に魅力を感じるかもしれません。

しかしその逆に、これからお寺巡りを始めてみたい「初心者」にはまた別の需要があります。

例えば「交通の便が良くて気軽に行けるお寺」とか、今の時代なら「SNS映えする撮影スポットがあるお寺」というような情報です。

初心者と「プロ」では、そもそも注目するポイントや求めているものが違うことがよくありますから、専門的な知識を持たないことが逆に武器になる場合もあります。

また「家族でも行きやすいお寺」という情報を求めている人もいるかもしれません。
これは、家族同伴で旅をする人じゃないと、なかなか評価できない部分だと思います。

さらに言えば「都心から行きやすい」とか「外国人でも迷いにくい」とか、同じ観光スポットでも情報発信の切り口は無限にあります。

一昔前くらいまでは、そんな風にテーマを絞りすぎると、仕事として成り立たせることは、まず無理だったでしょう。

仮にそういうものに興味を持つ人がいたとしても、その絶対数が少なすぎると、本などを出版しても赤字になってしまうからです。

ネット検索がない時代なら、そもそも存在に気付いてもらう事すらできなかったかもしれません。

しかし今なら、マニアックな情報も、検索によって見つけてもらいやすくなっています。

昔ながらの「紙に印刷」というやり方ではなく、PDFファイルや電子書籍にすれば、印刷代も送料もかけずに商品を作ることも可能です。

これによって、ニッチ(すき間)的なビジネスは、格段に成り立ちやすくなっているわけです。

好きなことを利益にする方法

小銭

次に、好きな事を仕事にするために、発信する情報をどうやってマネタイズ(収益化)するのか?ということについて説明していきます。

ここでさっきの「お寺めぐり」の話に関して、ちょっと想像してみて下さい。

もし、お寺めぐりの初心者を対象に、都心から1泊2日以内で行けるお寺の情報をまとめたとしたら、それにはどれくらいの価値があるでしょうか?

それも、ただインターネット上で集めた情報だはなく、著者が実際に行ったお寺に関して、トイレの場所とか、歩いてみた道の様子とか、近くの食事スポットなどが、本人の体験談と写真で解説されているものだったとしたらどうでしょう?

それをお金を払って購入したいと思う人がいても、ぜんぜん不思議じゃないですよね?

さすがに何千円、何万円というお金を取るのは難しいかも知れませんが、本屋さんで売っている本と同じくらい、あるいはそれ以下の値段なら、購入しようと思う人はきっといるでしょう。

「そういう情報が欲しかった!」という人にしてみれば、普通のガイドブックなんかよりも、よほど価値があるはずです。

そして今なら、インターネットを使えば、そういうものに数百円くらいの値段を付けて、薄利多売でお金を稼ぐことも十分に可能です。

これが紙の出版物なら印刷代がかかりますし、CDやDVDならディスク代などがかかることになります。

さらに、輸送などにコストを考えると、最低でも数千円くらいの単価にしなければ利益にはならなかったでしょう。

逆に、安い値段で売っても利益が出るようにするには、大量に売りさばく必要があります。

でも今は、電子書籍などの形で「情報を売る」ことで、仕事として十分に成り立つようになってきているんです。

例えば「note」というサービスなら、10~15%の手数料で、自分がまとめた情報を売ることができます。
参考:note

クレジット決済だけでなく、携帯電話のキャリア決済も使えるので、少額のお金で気軽に購入してらうには非常に便利なサービスです。

さらにハードルを低くするなら、Amazonに電子書籍として出すという手もあります。

この場合も100円とか500円という値段で出すことができますし、さらに言えば、無料で読んでもらって報酬を受け取ることもできます。

これは「Kindle Unlimited」 という、月額課金で読み放題のユーザーに読まれた場合、そのページ数によって著者にお金が支払われるからです。

実際には読者の人たちから月々の会費を分配しているわけですが、読む側にとってみれば、いくらたくさん読んでも月額以上のお金は発生しないので、無料書籍のような感覚で読んでもらえる、というわけです。

また、文字だけでなく音楽や音声、映像などを配信するサービス(You Tube や SHOWROOM など)や、オンラインでお客さんと直接通話をしながらビジネスコンサルティングをして受け取れるようなサービス(ビザスクなど)もあるので、自分の好きな分野に適した方法で仕事をすることができます。

好きなことをテーマに集客する方法

ソーシャルネットワークサービス

note や amazonのようなサービスに電子書籍などを登録すると、サービス内に検索機能があるので、そこからお客さん(候補)がやってきたりします。

また、note や amazon のようなサービスは、それ自体に信用があるので、自分自身でブログやwebサイトを立ち上げて宣伝するよりも、Googleなどの検索エンジンに表示されやすくなるというメリットがあります。

ただし、積極的に仕事として利益を狙っていくなら、SNSを活用するのがいいでしょう。

例えばツイッター(Twitter)の場合、自分が好きな分野のことをつぶやいていると、その分野に興味のある人がフォロワーしてくれるようになります。

そこで自分の発信する情報(電子書籍などの商品)について紹介すれば、もともとそのジャンルに興味を持っている人たちに知ってもらえるというわけです。

このやり方で月額数十万円くらい稼いでいる人はたくさんいるので、非常に有効な方法の一つです。

SNSでフォロワーを獲得するには一定の手間がかかりますが、無料でできる販促活動なので、ぜひ活用してみて下さい。

今回のまとめ

最後に、今回のまとめです。

ポイント

  • 教育ビジネスは、好きなことを仕事にする上で手軽な方法の一つ
  • 好きなことを仕事にするために、必ずしも専門知識は必要ない
  • 情報を自分でまとめれば、それを収益化することは難しくない
  • 好きなことを仕事にする上で、SNSは有効な販促ツールになる
<こんな人にオススメ>
  • 自分が何を望んでいるか、何をしたいかが分からない
  • やるべきことがあるのに、腰が重くて行動に移せない
  • 何かを始めても、すぐに挫折してしまうことが多い
  • この記事を書いた人
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ROCK

底辺サラリーマン→webビジネスを学んで独立。
現在は現在は好きなことをする「ライフワーカー」を育てるミッションを遂行中。
ハンドルネームはドランクドラゴンの塚地さん公認(笑)。

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